ドカベンで有名な「ルールブックの盲点の1点」のケースをいかに理解するか

水島新司の野球漫画『ドカベン』で描かれた、「ルールブックの盲点の1点」。

2012年の夏の甲子園で、同様のケースがあったことから、話題になり、今でも、時折、このケースについて議論が起こる。

・「ルールの不備だ」
・「これはタッチアップ」「いや、正確にはタッチアップではない」
・「一塁でアウトになる前にホームインしたら自動的に得点?」「いや、打者走者が一塁で到達前にアウトになる場合は違う」

こういった議論を生みやすいこのケースを、観戦のみの野球未経験者がいかに理解したかを報告する。

“ドカベンで有名な「ルールブックの盲点の1点」のケースをいかに理解するか” の続きを読む

ラグビー未経験者が2015年W杯南ア戦のすごさをいかに初心者に伝えたか

「ラグビーは番狂わせが少ないスポーツ」

とよく言われる。そのラグビーで「世紀の番狂わせ」と言われた2015年ラグビーワールドカップ本大会予選での日本対南アフリカ戦。このすごさを語るのに、

「ランキングの差」、「ラグビー強国の壁」、「過去一度も勝ったことがない」・・・

などの、過去の成績から、初心者に語ることはわかりやすい。ただ、試合の結果だけでなく、その試合展開もルールを理解すればもっとそのすごさが伝わると思い、ラグビー未経験のくせに、南アフリカ戦を、ラグビー初心者に対してどのように伝えたのかを報告する。

“ラグビー未経験者が2015年W杯南ア戦のすごさをいかに初心者に伝えたか” の続きを読む

プロ野球での「マジックナンバー」をいかに理解するか

[再追記2019/08/26:当記事は、セリーグの2017年シーズンを用いてマジックを説明した記事です。
2019年シーズンに即した最新の説明は、姉妹ブログの更新記事「初心者がいかにプロ野球のマジックが消えたり点いたりするのを図式化したか」(2019/08/26)を参照]

[追記2018/08/16:当記事は2017年プロ野球シーズンに即して書いた記事ですが、2018年シーズンに即してリライトした記事は、当ブログの後進サイト「はじめはみんな初心者だった」の最新記事「初心者がプロ野球のマジックナンバーをいかに理解したか」(2018/08/16)を参照]

「優勝へのマジック点灯」

プロ野球で、この記事が出るたびに、わかったようなフリをする。

スポーツニュースや記事で、マジックの説明がされると、何となくわかったつもりになる。

しかし、改めて初心者から、「マジックって何?」と聞かれると、うまく説明できたためしがない。

言いくるめるように説明し、相手も「わかった」と言ってくれるが、不服そうな顔をしている。それはそうだ、説明している本人が、よくわかっていないのだから。

そんな私が、いかにマジックナンバーを理解したのか、説明する。

“プロ野球での「マジックナンバー」をいかに理解するか” の続きを読む