「新聞週間」の読売新聞世論調査は2021年もやっぱりすごい

2021年も、秋の新聞週間がやってきた。毎年10月15日からの1週間だ。

例年おなじみの光景なのだが、毎度のごとく、読売新聞は、秋の新聞週間に先立って行った全国世論調査の結果を公表してくれた。

読売新聞社は15日から始まる第74回新聞週間を前に、新聞からインターネットまでメディア全般についての全国世論調査(郵送方式)を実施した。

読売新聞、2021年10月14日朝刊、大阪本社版、13S、総合面2面。<質問と回答、詳報は、特別面>。

今回この「新聞からインターネットまでメディア全般についての」という前書きは、去年は無かったように思い新しさを感じたが(個人の確認・感想です)、基本的には毎度おなじみの光景で、この時期になると、当ブログでもこの件で前年に書いた記事の閲覧数が増える。それはそれでありがたいのだが、内容が一年前のものなのでいつも申し訳ない気持ちになる。

今年も同様の現象が起こったので、2021年も記事を書くことにした。

正直言って、新たに書くほどの内容を見つける自信は全くないのだが、何とか振り絞って書いてみたい。

こんな更新をサボりがちなブログにも、(惰性のように)毎年1回、記事を書かせてしまう、読売新聞新聞週間世論調査は2021年もすごいかもしれない。

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コロナと五輪についての読売新聞の社説(2021/07/31)のスジがすごい

2021年7月30日に、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部は、新たに4府県への緊急事態宣言発令などの決定をした。

その翌日の読売新聞朝刊の社説の一本目は、

緩みは五輪のせいではない 緊急事態拡大

読売新聞2021年7月31日朝刊総合面3面社説、”同”、大阪本社版13S4面。

だった。

こんな引き付けられる(ツッコミたくなる)タイトルを出されては、熟読せざるを得ない。そして熟読した結果、いつも気になったことを備忘録程度に書いているメモ(当ブログ記事”今日も読売新聞はやっぱりすごい(2021年下半期)”)には収まりそうにないので、独立した記事にすることにした。

このタイミングで、こんな内容で書いてくる読売新聞の社説はやっぱりすごい。

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今日も読売新聞はやっぱりすごい(2021年下半期)

朝日が昇る前に家まで配達される読売新聞(地域によります)を、毎日のように熟読している一読者が、そこから日日経験を積むようにするため、印象に残った記事の感想を、2021年の7月以降も、備忘録的に追記して残していく。

2021年の下半期も読売新聞はやっぱりすごそうだ。

[公開:2021/07/09、更新:2021/12/23]

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あの読売新聞コラム「補助線」が突然正気になったと思ったらまさかの結末ですごい

ネットニュースやブログのタイトルで、「まさかの結末」、「驚きの事実」などと大げさに書いてあるのをよく見かける。だが、本文を読んでみたら、結論はたいしたことではないことがほとんどではないだろうか。(個人の感想です)

今回の当ブログのタイトルも、「まさかの結末」などとあおっているが、多くの人にとっては、全然「まさか」ではなく、タイトルサギだとクレームをつけるかもしれない。

ただ、読売新聞の愛読者?にとっては、2021/02/07(日)読売新聞朝刊の小田尚氏によるコラム「補助線」、

首相の政治的資源の使い方

小田尚、”補助線”。読売新聞2021年2月7日(日)朝刊、大阪本社版13S6面。コラム面。

は衝撃だった(はず)。(個人の願望です)

その、「補助線」初心者?には伝わりにくい衝撃について、日本でも数少ない(個人の感想です)と思われる「補助線」読者である私が、説明したい。補助線を引くように。

振り返れば、以前は流し読みするだけだったのに、最近になって気が付けば、毎回追っかけるようになってしまっていた読売新聞コラム「補助線」はやっぱりすごい。

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今日も読売新聞はやっぱりすごい(2021年上半期)

朝日が昇る前に家まで配達される読売新聞を、毎日のように熟読している一読者が、心に残った記事の感想を、2021年も、日々、備忘録的に追記して残していく。

2021年も上半期から読売新聞はやっぱりすごそうだ。

[公開:2021/01/01、更新:2021/06/29]

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2020年11月から突然「補助線」が日曜随時掲載になった読売新聞はやっぱりすごい

2020年11月1日。日曜日。

読売新聞をめくっていると、「あれっ?」、と違和感があった。

「日曜日なのになぜ? しかもいつもと違う位置?」

その違和感の正体は、

補助線
調査研究本部客員研究員  小田 尚
成功物語から小さな成功へ

読売新聞2020年11月1日朝刊、大阪本社版、13Sコラム面6面。

だった。

「補助線」と言えば、その「あまりにも」な内容に、過去、私もついつい取り上げてしまうものの、全く反応がなく、「『補助線』は誰も読んでいないのでは」(当ブログ記事”「補助線」(読売新聞土曜月一連載)2020/6/20の記事がやっぱりすごい”)という結論に至らざるをえなかった。(個人の感想です)

そんな「補助線」が、突然、曜日を移動して掲載されていたので、理由を探ってみたい。

掲載曜日がズレただけなのに、いろいろと想像を広げさせてくれる読売新聞はすごい。

[当ブログ記事は、今日も読売新聞はやっぱりすごい(2020年下半期)の”2020/11/01(日)朝刊6面コラム欄”の内容を元に、独立した一記事にしたものです。]

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「新聞週間」の読売新聞世論調査は2020年も安定してやっぱりすごい

今年も、秋の新聞週間がやってきた。毎年10月15日からの1週間。

この新聞週間に先立って、日本新聞協会から発表される新聞協会賞に、読売新聞は残念ながら今年も選ばれなかった。

2020年度新聞協会賞
「戦没者遺骨の取り違え公表せず」の一連のスクープ(日本放送協会)
教員間暴力のスクープと神戸の教育を巡る一連の報道(神戸新聞社)
コロナ重症病棟 医師たちの闘い(フジテレビジョン)
焼け落ちた沖縄の象徴(沖縄タイムス社)
「にほんでいきる」 外国籍の子どもたちの学ぶ権利を問うキャンペーン報道(毎日新聞東京本社)
「ヒロシマの空白 被爆75年」「ヒロシマの空白 被爆75年 街並み再現」(中国新聞社)

[引用者により、受賞作名と報道組織名のみを抜粋して表記ました。]

一般社団法人日本新聞協会、トップページ>日本新聞協会について>表彰事業>新聞協会賞、新聞経営賞、新聞技術賞、「新聞協会賞、新聞経営賞、新聞技術賞受賞作」、”2020年度新聞協会賞”。https://www.pressnet.or.jp/about/commendation/kyoukai/works.html(参照2020-10-14)

まるで、この季節おなじみの「ノーベル文学賞受賞ならず」とともに秋の風物詩となりつつあるようだ。

そんな読売新聞だが、今年もいつもと同じように、新聞週間に先立って、世論調査を行い、その結果を、10月14日付の朝刊に掲載した。

読売新聞社は、15日から始まる第73回新聞週間を前に、全国世論調査(郵送方式)を実施した。

読売新聞、2020年10月14日朝刊、大阪本社版、13S、総合面2面。質問と回答、詳報は、特別面12面、13面。

正直に言うと、この件については、去年までにあらかたのことは語ってしまっている[当ブログ記事で取り上げた2017年2018年2019年]ので、2020年になって取り立てて取り上げるほどのことはない。

ただ、読売が2020年の調査結果を発表した10/14になって、急に当ブログの2019年の記事を見に来てくれる人が増えていた。去年の記事なので申し訳なく思い、今年も読売新聞の新聞週間の全国世論調査について、書くことにした。

すると、今年もいろいろな点が見えてきた。

今年も大して変化がないかと思いきや、間違い探しのようにいろいろとヒントを残してくれる、新聞週間の読売新聞全国世論調査はすごい。

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「日本学術会議任命拒否」でも読売新聞はやっぱりすごい

2020年10月6日(火)読売新聞朝刊の社説2本は、一番目のテーマが「トランプ氏感染」で、二番目が、

学術会議人事 混乱回避へ丁寧な説明が要る

読売新聞2020年10月6日朝刊、大阪本社版、13S総合3面。

だった。

この菅政権による日本学術会議任命拒否については、既に先週末から問題となっていて、主な他紙もすぐに社説で取り上げていたが、読売社説は週末を挟み月曜になっても沈黙、火曜日になってようやく取り上げることになった。

「いつもの周回遅れの読売社説」(個人の感想です)なのだが、今回の社説は私の予想以上に遅れたように思えるので、なぜこんなに時間が掛かったのかについて、考えてみたい。

社説に取り上げるまでの期間が気になってしまう、読売新聞社説はすごい。

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今日も読売新聞はやっぱりすごい(2020年下半期)

朝日が昇る前に我が家に届く読売新聞を、毎日のように熟読している一読者が、心に残った読売新聞の記事の感想を、2020年の下半期も、備忘録的に追記していく。

2020年の下半期も読売新聞はやっぱりすごそうだ。

[公開:2020/07/19、更新:2020/12/26]

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「補助線」(読売新聞土曜月一連載)2020/6/20の記事がやっぱりすごい

読売新聞の土曜日朝刊解説面には、月一でいろんな執筆陣が連載を続けている(いた)。

読売新聞愛読者の私が、長い間、楽しみにしていた芥川善好氏「時の余白に」もこのコーナーで連載が続けられていたが、先日2020/04/25付朝刊をもって最終回を迎えた。(当ブログ記事”今日も読売新聞はやっぱりすごい(2020年上半期)”「2020/04/25(土)」参照)。

私の土曜日の月一の楽しみは無くなり、この不満をどこにぶつければいいのか、と思っているところに、同じ土曜月一連載の解説欄のコラムが、「あまりにも」な内容だったので、当ブログで独立した記事として取り扱うことにした。

いろいろな意味で穴埋めのようなコラム(個人の感想です)を載せてしまう読売新聞はやっぱりすごい。

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