このタイミング・この説明で値上げを表明する読売新聞はやっぱりすごい

2018年12月12日の読売新聞朝刊の一面に、次のような、読者への呼びかけがあった。

読者のみなさまへ 本紙購読料改定のお願い

1月から月ぎめ4400円に

新デジタルサービス2月開始

読売新聞 2018年12月12日朝刊 大阪本社版13S1面。

見出しだけではわかりにくいが、要は値上げするということだ。

値上げという行為は、どの商品にとってもデリケートなものだ。利益を改善する特効薬であるが、環境によっては買い手が離れてしまって逆効果になる場合もある。

そのため、値上げという行為は、買い手に納得してもらえるように丁寧な説明が必要であり、環境とタイミングが重要である。

そんなデリケートな値上げを、今回、読売新聞は、どのようなタイミングと環境で、どのように説明したかを紹介したい。

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安倍氏周辺らと読売新聞のリンク具合がやっぱりすごい-2018年臨時国会

「読売新聞を読め」

と言われるまでもなく、私は、朝日が昇る前に家に届く読売新聞を毎日のように愛読している。

そのおかげからか、安倍氏周辺の発言に、

「この主張は、以前、読売新聞の記事で見たことがあるぞ」

と、既視感を覚えることが、よくある。

読売の記事が政治家に影響を与えたのか、政治家が記者に影響を与えたのかはさておき、今回は、2018年臨時国会の前半に、安倍氏周辺の政治家の国会発言と読売新聞のこれまでの主張がリンクしているかのように見える点があったので、これまで私が当ブログで指摘してきた点と絡めて、2点、紹介したい。

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「新聞週間」の読売新聞世論調査は2018年もやっぱりすごい

今年もまた、秋の新聞週間がやって来た。

読売新聞は、秋の新聞週間に合わせて、全国有権者3000人を対象にした大掛かりな郵送全国世論調査を行っていて、その結果を公表している。

YOMIURI ONLINE、”2018年9~10月 郵送全国世論調査「新聞週間」”、2018年10月14日 05時00分。https://www.yomiuri.co.jp/feature/opinion/koumoku/20181012-OYT8T50046.html
(参照2018-10-16)

この貴重な調査をもとに、読売新聞は様々な傾向を紙面で分析をしているが、私のような素人でもすぐに気づいた数字の変化を、その奥ゆかしさからか、積極的に取り上げていないように感じる。(個人の感想です)。

そこで今回は、読売新聞自身がなぜか取り上げない、この世論調査の数字の変化を指摘し分析することで、僭越ながら読売新聞に代わって、考察を試みたい。

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読売新聞の翁長沖縄県知事死去についての社説がすごい

2018年8月8日。沖縄県知事の翁長雄志氏が、亡くなった。謹んで哀悼の意を表したい。

保守出身の政治家でありながら(いや、保守だからこそ)、沖縄県の知事として、沖縄のことを思い、沖縄のために主義主張を貫いた方だったと思う。

「どうせ国には逆らえないから、条件闘争で従えばよい」と、初めからあきらめて国の顔色をうかがうだけのほうが、よっぽど楽なのに、あえていばらの道を選んだのは、保守として、沖縄のためだったのだろう。

ご冥福をお祈りします。

ところで、翁長氏の死去について、読売新聞は2018/08/10朝刊の社説で、

”翁長知事死去 沖縄の基地負担軽減を着実に”

YOMIURI ONLINE、社説、”翁長知事死去 沖縄の基地負担軽減を着実に”、2018年08月10日 06時04分。
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20180809-OYT1T50130.html
(参照2018-08-10)

のタイトルで載せていたが、その内容のすごさを、ぜひ紹介したい。

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今日も読売新聞はやっぱりすごい(2018年下半期)

読売新聞のすごさを伝えるために、ブログで1記事にするほどではなくても、心に残った読売新聞のすごさを、2018年も、備忘録的に書いていく

・・・ということを目標にして作ったブログ記事が、半年でいっぱいになってしまった(「今日も読売新聞はやっぱりすごい(2018年上半期)」)ので、上半期と下半期に分けて、下半期もさらに読売新聞のすごさを語っていきたい。

半年でネタがいっぱいになってしまう読売新聞はやっぱりすごい。

[公開:2018/07/27、更新:2018/12/18]

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読売巨人軍のオーナーが代わって読売新聞はやっぱりすごい

2018年7月18日。読売巨人軍は、新オーナーの就任を発表した。

17日付に取締役オーナーを辞任した老川祥一氏の後任として、山口寿一氏が取締役オーナーに就任した。

記者会見で、山口氏は、次のように述べたということだ。

「不祥事の連鎖に歯止めをかけ、強い巨人を取り戻すことが私の役目」

読売巨人軍公式サイト、GIANTS ニュース、”山口新オーナーが就任会見「強い巨人を取り戻す」”、2018.07.18。
http://www.giants.jp/G/gnews/news_3913003.html
(参照2018-07-21)

山口氏と言えば、読売新聞グループ本社代表取締役社長の肩書を持つ。

そして、読売新聞と読売巨人軍の関係で思い出すのが、去年の「出会い系バー報道」以降、巨人軍が球団最悪の13連敗を喫した話だ。

「巨人ファン」の私としては、嫌な予感がした。

そしてその予想を裏切らなかった読売新聞はやっぱりすごい、ということを報告したい。

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自らをメディアと認めていないかのような主張をする読売新聞はやっぱりすごい

読売新聞といえば、

「日本を代表する新聞」

読売新聞へようこそ、渡辺恒雄、”主筆メッセージ”。
https://info.yomiuri.co.jp/group/message.html
(参照2018-06-26)

であるらしい。そんな、読売新聞が、2018年6月26日に、社説と政治面で、

「本紙はメディアではない」

と、合わせ技で、あたかもそう言っているような主張をしているかと思わせる、分かりにくい書き方をしているかのようだ、ということを、当ブログで(分かりにくく)説明したい。(ああ、ややこしい)。

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今日も読売新聞はやっぱりすごい(2018年上半期)

読売新聞のすごさを伝えるために、ブログで1記事にするほどではなくても、心に残った読売新聞のすごさを、2018年も、備忘録的に書いていく。

[公開:2018/01/02、更新:2018/06/27]

[追記:2018/07/27。読売新聞のすごさは、1年で1記事では収まりきらなかったので、当ブログでは前期と後期に分けることを決定。当記事は、「今日も読売新聞はやっぱりすごい(2018年)」から「今日も読売新聞はやっぱりすごい(2018年上半期)」に改題しました。]

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新聞週間(2017/10/15~21)でも読売新聞はやっぱりすごい(2017/10/13~21)

年に一度の新聞週間が今年も来た。その中で、読売新聞がどれだけすごかったのか、振り返ってみたい。

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読売新聞は校閲者の求人もすごい

数週間前から、読売新聞(大阪本社版)の紙面に、読売新聞の校閲者の募集(契約社員)の求人募集がたびたび載っていた。その募集内容に、心惹かれるものがあったので、ぜひ紹介したい。なお、応募締め切りは、

履歴書(写真貼付)と職務経歴書を10月31日(火)必着

http://www.oys.co.jp/corporate/recruit.html#201709_01
(2017-10-21参照)

ですので、興味ある方は、採用情報を熟読の上、締め切り(必着)にご注意を。

[注意:この記事は、2017年10月21日公開で、この追記時点で上記の申込期日は過ぎています。ただし、新たな募集を行っている場合もあるので、詳しくは採用会社の募集ページを確認してください。]

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