日本共産党国会議員団の森友問題追及チームが記者会見で公開した内部文書（2018/06/05）
- 会計検査院報告原案への主な意見（平成29年8月）
- 航空局長と理財局長との意見交換概要（2017.9.7）
日本共産党中央委員会、”会見 2018.06.05 森友問題追及チームが記者会見で公開した内部文書”。
https://www.jcp.or.jp/web_info/html/post-8.html
（参照2018-06-10）同、「ＰＤＦ形式のファイル」、”会計検査院報告原案への主な意見（平成29年8月） ※6～8ページ注目”。
https://www.jcp.or.jp/web_info/images/201708_genanheno_iken.pdf
（参照2018-06-10）同、「ＰＤＦ形式のファイル」、”航空局長と理財局長との意見交換概要（2017.9.7）”。
https://www.jcp.or.jp/web_info/images/20170907_iken_kokan.pdf
（参照2018-06-10）
[公開：2018/06/10]
公表の時系列
2018/05/23 財務省公表「書き換え前の決裁文書」「森友学園等との交渉記録【売却まで】」
2018/05/28 参院予算委員会小池晃議員「航空局長と理財局長の意見交換概要という文書を入手」
2018/05/29 衆議院財務金融委員会宮本徹議員「2017/02/13応接記録、2018/03/30国会議員提出したものは1ページだったが、独自に入手したものは4ページある」
2018/05/29 参議院財務金融委員会辰巳孝太郎議員「『会計検査院報告原案への主な意見』を入手」
2018/06/04 財務省公表「森友学園案件に係る決裁文書の改ざん等に関する調査報告書」「森友学園等との交渉記録【売却後】」
2018/06/05 日本共産党国会議員団の森友問題追及チームが記者会見で公開
[2018/06/10現在]
日本共産党、YouTubeチャンネル、プレイリスト「2018年国会」。
https://www.youtube.com/playlist?list=PL3M7AtnZgh3UwBngS4JL1lVJplHH5b_A4
（参照2018-06-10）財務省、”決裁文書の改ざん等に関する調査報告書について”。
https://www.mof.go.jp/public_relations/statement/other/20180604chousahoukoku.html
（参照2018-06-10）同、”決裁文書に関する調査について”。
https://www.mof.go.jp/public_relations/statement/other/search_kessaibunsho.htm
（参照2018-06-10）
（感想）
「うみを出し切るどころか、うみを出し続けている」
人事異動で人が変わっても改ざんの態度は引き継いだまま。
トップは事の重大さに気づかないふりをして、責任を取らずにそのまま居続ける。
自浄作用の失った組織は、もう末期的症状だ。
今回の共産党入手の書類は、いずれも改ざん後の話で、現局長が隠ぺい行為に関わっていいた疑いを証明するものだ。
・会計検査院報告原案への主な意見（平成29年8月）
この文書により、疑惑発生後、国会の要請に応じて行われた会計検査院の検査で、報告書の原案を被検者に示していたという疑いと、その反論に応じて検査期間を延期し、調査報告の結果を被検者寄りにしたという疑いが生まれた。
・航空局長と理財局長との意見交換概要（2017.9.7）
国土交通省航空局と財務省理財局の新局長同士が、問題に対して口裏を合わせていた疑惑。新局長も問題を把握していて、隠蔽に関わっていたという疑い。
・財務省が2018/03/30に提出した、2017/02/13応接録
改ざん発覚後も、残っている記録を出さなかった。「すべて出す」と言いながら、都合の悪いものの隠ぺい行為が、現在進行形で進んでいることが明確になった。
疑惑を解明するどころか、疑惑を隠すための嘘をついて、新たな疑惑を生み続けている。
根っこから絶たない限り、膿は出続けている。
この問題は終わるわけがない。元を絶たない限り。
新たな材料を提供し続ける行政府にはあきれるしかないが、今後も、更なる情報に期待したい。
過去の考察のカテゴリーはこちら→「森友問題」考察
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