「森友問題」で今日分かったことのまとめと考察(2018/02/01)

架空小説「仮名手本森友学園」

2018年2月1日に「森友問題」について分かったこと

[公開2018/02/02、更新2018/02/03]

2015年11月の時点で田村室長が昭恵夫人付きの秘書から森友関係の紹介だと認識していた件

・2015年11月田村理財局室長(当時)が安倍昭恵首相夫人付の政府職員から照会を受けた際、「森友学園に関係しての照会であったことは認識していたと思う」(31日財務省→宮本岳志衆院議員に文書で示す)。

東京新聞 TOKYO Web、”財務省「森友学園関係と認識」 首相夫人付照会に”、2018年2月1日 02時31分。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018013101002118.html
(参照2018-02-02)

辰巳孝太郎共産党参議院議員の国会質問

・2016年3月15日の時点で、田村室長が「昭恵氏が森友学園の名誉校長をしていることは(学園の)ホームページなどで確認し、承知していた」
・2016年3月16日の籠池氏と近畿財務局の職員との音声記録
籠池「昨日、財務省から出たとたんに安倍夫人から『どうなりましたか。頑張ってください』と電話があった」
・太田理財局長「これまで判明した以外にも売却に関する内部文書が存在する」

東京新聞 TOKYO Web、”森友交渉時「昭恵氏が名誉校長と承知」 財務省幹部認める”、2018年2月1日 夕刊。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201802/CK2018020102000265.html
(参照2018-02-02)

(感想)

今回出た音声データ自体は、昨年、関西テレビ「報道ランナー」でざっくりと報道済みのもの(2017/09/11)だが、詳細は出ていなかった。(昨年末の東京新聞の詳細記事(2017/12/20)でも出てなかったもの。)

関西テレビ放送、「みんなのニュース 報道ランナー」、”国有地8億円値引き ”口裏合わせ”新疑惑”、2017年9月11日。https://www.ktv.jp/runner/special/20170911.html
(参照2018-02-02)

東京新聞 TOKYO Web、”「森友」協議 音声データ詳報”、2017年12月20日 朝刊。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201712/CK2017122002000124.html
(参照2018-02-02)

その点では、新証拠と言っていい。

この一連の録音が出た当初は、録音された時期が、おおざっぱに、「3月下旬」とされていたが、共産党は去年の段階で「2016/03/16」だと特定していたので、録音データ自体は去年の12月ごろまでには入手し、分析していたと考えられる。

内容的には、籠池「昨日、財務省から出たとたん昭恵夫人から」の部分から日付を特定したようだ。

それとは別に、田村室長が2015年11月の時点で「森友学園に関係しての照会であったことは認識していた」と認めたことと、太田理財局長「これまで判明した以外にも内部文書が存在する」ことの点について。

これはおそらく、田村室長が法務担当者に森友学園に関係しての法律相談をした記録が残っている可能性に、宮本議員も気づいて、財務省に確認したのだろう。

財務省も、「気づかれたこと」に気づいて、認める方向になったのだろう

まさかこの期に及んで、これまで請求されたのは「近畿財務局内」の文書だったので、本省にある文書には気づきませんでした、とはならないと思うが、早急に開示してもらいたい。

[2018-02-03修正(打消し線)、以下追記]上記の点で、「田村室長が2015年11月時点で森友案件だと認識していた件」を、法律相談の発掘で気づいたと予測していたが、ハズレ。実際には、宮本議員は、直接、田村室長に問いただし、確認していた。→
「森友問題」で今日分かったことのまとめと考察(2018/02/02)
(参照2018-02-03)

過去の情報の要点整理と考察はこちら→
(番外編)時系列の要点整理と考察(その1)
(番外編)時系列の要点整理と考察(その2)
(番外編)時系列の要点整理と考察(その3)

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