「森友問題」で今日分かったことのまとめと考察(2018/03/12)

架空小説「仮名手本森友学園」

2018年3月12日に「森友問題」について分かったこと

[公開2018/03/13]

財務省「決裁文書についての調査結果」平成30年3月12日

http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/data/180312.pdf
(参照2018-03-12、社民党ホームページより)

財務省「森友文書」ねつ造疑惑野党合同ヒアリング 平成30年3月12日

会計検査院「調査の際に財務省からは書き換え後の資料の提出を受け、国土交通省からは書き換え前の資料の提出を受けていたことを知っていた」

富山理財局次長「書き換えは昨年2月の下旬から4月に本省理財局で行われた」

民進党、”財務省が書き換え認め議員団は矛盾を追及 財務省「森友文書」野党合同ヒアリング”、2018年03月12日。
https://www.minshin.or.jp/article/113232/財務省が書き換え認め議員団は矛盾を追及%E3%80%80財務省「森友文書」野党合同ヒアリング
(参照2018-103-12)

(感想)

安倍昭恵氏に言及した箇所が削除されていた事実に、驚き。

辰巳議員が、国会質問で「よもや」と追及し、安倍首相が「仮定の質問には」と答えなかったので、気にはなっていたが、記述されていたとは。

(共産党は「特例承認の決裁文書」の改ざん前の情報を事前に入手していた模様)

宮本たけしfacebook、https://www.facebook.com/miyamototakeshi.jcp/photos/a.1604540139762876.1073741828.1603714013178822/2001330770083809/?type=3&theater
(参照2018-03-12)

改ざん前後の文書を見て驚いたのが、

元データ→[データコピー]→改ざん→[出力]→差し替え

ではなく、

原本の内容を削除・修正→改ざんデータを作成→[出力]→差し替え

の可能性が高いこと。

微妙な文字の違いは気になっていて、コピーを何回も重ねたことによる誤差だけでなく、プリンタ(ドライバ)による違いで、元データを再利用していると思っていた。

ところが、提出資料で、

  • p19:別案3の3で「平成27年」を訂正しての「37」を改ざん後はダイレクトに37と書き換え
  • p29:下から二つ目と三つの目の段落での改行のずれが出ている

の微妙な違いがあって、元データをコピーして使っているのではなく、紙原稿を見て、再現していることがうかがえる。

初めの方は、文字位置や文字送りも気を付けて、再現していたようで、気が付かなかったが、後半に行くにつれて雑になったのか、

  • p62:「支払手続き」→「支払い手続き」
  • p63:下から3行目の句読点の打ち間違い。
  • p64:文字のタグ合わせにずれ。「以上」の文字間のスペース入れ忘れ。

と改ざん後の文書の方に手抜きと思われる間違いが見受けられる。

(特にp63の間違いは、正解の「、」を間違えて「。」にしているというミス。これを見たときに、データをコピーしているのではなく、紙原稿から打ち直していると確信した。)

この、

元データを使わずに、紙原稿からデータを作成するという手間をかけている

という事実からは、

  • 元データを利用しなかった(できなかった)
  • 改ざん文章を作るのに人手と手間がかかっている
  • 再現した原稿を原本に差し替える過程が存在する

ことが想定される。

そうなると問題になるのは、一部の人間だけで、データの改ざんは可能なのか、という点だ。

まず、改ざんする文章の添削をする人間が存在する。

一定のルールに従って、何を削除し、付け加えるかを判断する人間だ。

仮にそれが管理職の人間だったとしたら、それを自らやるほどの余裕があるのだろうか。一字一句チェックして、問題が無いように整合性を付ける必要がある根気のいる仕事だ。通常の仕事をこなしながら、周りに気づかれずにこの作業を行うことは不可能ではないか。

そうなると、管理職は信用できる部下にその仕事を押し付ける。部下はこれを業務だとすればやるだろう。だが、業務だとしても、チェックした上で改ざん点を指摘し、周りに何をしているか気づかれないまま、文章を一からデータ作成するところまでは難しいだろう。

そうなると次は、文章の作成を、さらに下の部下に押し付ける。何も聞かされないまま、この文書を再現するように、と言われて。

そうして出来上がった文章を、近畿財務局に保管してある原本と差し替えて改ざんの終了だ。

ここからは想像だが、改ざんが行われたのが本省理財局なので、改ざん自体には近畿理財局は従属的だったと考えていいだろう。

これは、本省の改ざんに、近畿財務局の職員が持つ元データを使えなかったという傍証になる。

そうなると、本省は国会質問で問題になったときに、近畿財務局から原本を取り寄せ、そのうえで、改ざん作業に取り掛かり、改ざん部分を取り換えて、会計検査院が近畿財務局に訪問する前に原本を戻した、というストーリーが浮かび上がってくる。

ここでネックになるのが、近畿財務局に残されていた控えだ。この控え文書は改ざん前の文書が残ったままだ。当然、本省の改ざんした人間も、この控えも改ざん文書に差し替えるように、近畿財務局に連絡する。

連絡を受けた近畿財務局は送られてきた改ざん後の文書を差し替える。

だが、この差し替えた後の文書は・・・「廃棄した」と本省に報告した。

と、ここまであくまで推測だが、こうなると、大阪地検に押収された資料の出所が想像できるかもしれない。

この辺りは、まだまだ情報待ちだ。

過去の考察のカテゴリーはこちら→「森友問題」考察

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