今日も読売新聞はやっぱりすごい(2017年)

読売新聞のすごさを伝えるために、ブログで1記事にするほどではなくても、心に残った読売新聞のすごさを、備忘録的に書いていく。

[公開:2017/10/7、更新:2017/12/05]

・2017/12/05(火)朝刊

4面政治欄で「『森友・加計』追及かわす」タイトルの苦しい記事。さすがに読売新聞でも、「潔白を晴らした」と書けないか。答えるべき問題に答えていないのに、首相を追求しない読売新聞は、やっぱりすごい。首相を追求しないその一方で、野党分裂で追及できていないと、野党批判。そのくせ読売は、今日の編集手帳で、財務省理財局局長の答弁を皮肉り、最近は地域版で森友記事を載せることがあったりと、読売こそ、内部で分裂の兆候ありか。

・2017/11/19(日)朝刊

4面政治面で、国会の与野党質問時間の割り振りで、「欧州は野党長め」との今更な記事。この件では、読売は、11/4の朝刊4面政治面でのQ&A形式の解説記事で、「海外では?」の問いに「事前審査制のないアメリカでは与野党平等」としか載せなかった前科アリ(このブログページ内で指摘済み)。2週間遅れだが、読売にも自浄能力があったのか、それともクレームがあったのか、Q&Aの記事で名前を出されたアメリカ政治の専門家に指摘されたのか、それとも、前日に加計学園獣医学部の全面広告を出したバーターなのか、そんなことをいろいろと想像させる読売はすごい。

・2017/11/16(木)朝刊

社説に「疑惑の追及には証拠が必要だ」の文字。「読売もやっと前川氏の出会い系バー報道の反省を始めたか」と思ったら、主題は「加計文科委審議」だった。「全く反省していない・・・」と思わずつぶやかせてしまう読売はすごい。読売社説の説得力のなさを改めて思い知らされてくれる、「出会い系バー報道」はやっぱりすごかった。なお、今日も読売は、前川氏の発言を「コメントを出した」としか触れられず、直接インタビューできないままの模様。

・2017/11/11(土)朝刊

加計学園獣医学部認可の報道で、何面かにわたって記事を出しているのに、前川氏の発言を「コメントを出した」としか触れなかった。読売新聞は前川氏に詳しいはずなのに、そっけない。それとも読売新聞は前川氏に直接取材をしていないのだろうか。あるいは取材しても読売新聞だと断られる関係なのだろうか。それだと、読売が一方的に悪いとしか思えないが。といったことを数行で想像させる読売はすごい。

・2017/11/4(土)朝刊

4面政治面に、国会の与野党質問時間の割り振りの解説記事。Q&A方式で分かりやすく解説を試みるが、最後の質問の「海外ではどうなっているの」に対する答えが、なぜか、事前審査制のないアメリカでは与野党平等に行われているとの記述のみ。日本と同様に事前審査制の行われている国との比較は一切出さないという不自然さを気にしない、読売新聞はすごい。また、海外=アメリカで押し通そうとする読売の発想はすごい。

・2017/10/9(月)朝刊

昨日行われた日本記者クラブ主催の党首討論だが、読売の3面には安倍首相が「余裕を漂わせた」との主観による記事。「よ、御用新聞!」との大向うがかかりそうな記事を載せる読売新聞はすごい。討論の詳細な要旨も1面を割いて載せているが、記者との質疑応答部分の、首相が朝日新聞に対して加戸の証言の全く載せてないとの主張に対し朝日新聞記者が載せていると反論したことに対する、首相の答弁が「新聞をよくファクトチェックしていただきたい」のやり取りには全く取り上げていなかった。首相が直々にファクトチェックをしろと言っているのに、全く取り上げない読売新聞はすごい。これは、放送法何とかの会の出番ではないか。

(参考文献)
朝日新聞DIGITAL、”首相「朝日ほとんど報じてない」 紙面、10回以上掲載”、2017年10月8日22時03分。
http://www.asahi.com/articles/ASKB85JXNKB8UTIL01D.html
【ノーカット】衆院選公示を前に党首討論会
https://www.youtube.com/watch?v=YAXqqHrH2LI
(1:34:00ごろ~1:34:15ごろ)
(参照2017-10-09)

・2017/10/5(木)朝刊

4面政治欄に、共産党の衆議院選挙の公約の記事。重点政策の要旨も載せていて、その筆頭には「森友・加計疑惑の徹底究明」があった。しかし、その紹介記事では重点政策の羅列をするだけなのだが、「森友・加計疑惑の徹底追及」には一切言及しないという、ここにきての忖度をする、読売新聞はやっぱりすごい。

・2017/10/4(水)朝刊

2面総合欄に、日経平均株価が今年の最高値を更新したことの分析として、

衆院選を巡り、複数の新党が結成されたことも株価の追い風だ。「安倍内閣への批判票が割れ、与党に有利になる」(大手証券)など、政権運営が安定するとの期待も高まっている。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20171003-OYT1T50101.html (参照2017-10-07)

という珍しい説を載せていた。
この「大手証券」という変わった名前の人の変わった証言を載せる読売はすごい。
不思議なのは、同じ記事内で「約2年2か月ぶりの高値」と触れているが、この2年2か月は安倍政権だったわけで、この2年2か月は足踏みしていたとも解釈できるのに、どこから、こんな期待が生まれたのかは不明だ。
さすがに、経済面や株価面では、この「大手証券」の証言は採用できなかったのか、この証言を載せるためにわざわざ2面の総合面の端っこのスペースを確保して記事にする読売はすごい。

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